インビザラインで「後悔した」と
言われる理由とは?

インビザラインで後悔した!と感じる方が多いのは、始めてから「思ってたのと違った」と感じるケースがあるからです。よくある「後悔ポイント」と、それを防ぐために大切なことを確認していきましょう!
失敗談に共通する特徴
インビザラインの失敗談に共通するの特徴には、いくつか共通点があります。これは治療そのものが悪いのではなく、「合っていなかった」「理解不足だった」ことが原因であるケースが多いです。
後悔しやすい人の5つの特徴

インビザラインで後悔しやすい人の特徴は、以下のようなタイプです。
マウスピースの装着時間を守れない
インビザラインの装着は、毎日20〜22時間以上の装着が必要です。食事・歯磨き後につけ忘れると、装着時間が短く歯が動かずに治療が進まなくなります。
そうなると、インビザラインも合わなくなり、再製作になってしまいます。追加費用が発生する事も。
事前に治療の流れや制限を
理解していない
シミュレーション(クリンチェック)や治療期間の説明が曖昧なままスタートしたケースは、医師とのコミュニケーションが不十分だったと考えられます。治療ゴールのすり合わせができていないと、「こんなはずじゃなかった…」と後悔する事になるので、気をつけましょう。
部分矯正で済むと思ってたが
全体矯正が必要だった
前歯だけ少しガタついてるから。と部分矯正で進めていくと、実は前歯のズレは奥歯の噛み合わせからきていて、全体矯正が必要だったケースもあります。矯正は「見た目」だけでなく、「噛み合わせ(機能)」も大切なので、部分矯正が可能かどうかは、診断をして初めて分かります。
価格の安さで選び、
技術面で不満を感じた
「安いから」と値段だけで選んでしまうと技術面で不満を抱いてしまう事も多々あります。安いクリニックは「診断力やサポート体制が弱い」こともあるので、医院選びをしっかり行いましょう。
見た目だけを重視し、
噛み合わせの重要性を軽視した
矯正治療は見た目だけ整えればOK、ではありません!見た目だけを重視すると、機能(噛み合わせ)が崩れてトラブルになるケースが多いのです。前歯の角度・位置は奥歯の噛み合わせとのバランスで成り立っているので、医師としっかり相談して計画立てていきましょう。
後悔しないためのポイント
【事前準備編】

矯正治療をする上で、事前準備で後悔しない為のポイントをまとめてみました。
精密検査をしっかり行っている
クリニックを選ぶ
矯正治療で後悔しないためには、「精密検査をしっかり行っているクリニック」を選ぶことが非常に重要です。
矯正治療は「見た目」だけでなく、歯・骨・関節・筋肉のバランスまで診断する医療行為であり、適切な治療計画を立てるために、精密検査は欠かせません。検査結果を元に「治療のゴール」と「リスク」を丁寧に説明してくれる医院は安心出来るでしょう。
無料カウンセリングでの
説明の丁寧さを確認する
矯正治療は「高額」かつ「長期間」にわたる医療行為になるので、初回の無料相談やカウンセリングの質が、その後の治療満足度を大きく左右します。
時間がしっかりある。シミュレーションや写真を見せながら医師が直接説明してくれる。無理に勧誘しない。などと、丁寧なカウンセリングをしてくれるクリニックは、その後の診断、治療、フォローも誠実な可能性が高いです。
過去の症例実績を見せてくれる
医院を選ぶ
矯正治療は理念だけでなく実績がものを言う分野です。過去の症例を見せてくれるかどうかは、そのクリニックが「どれだけ多くの患者に対応してきたか」「どの程度の難症例にも対応できるか」のバロメーターになります。
患者さんの同意を得たうえで、実際のBefore/Afterを見せてくれたり、説明時に近い症例のケースを見せてくれたりするクリニックは実績に自信があり、説明も丁寧で誠実な傾向があります。
どこまで治したいのか、
自分でも目的を明確にする
自身がどこまで治したいか。何を優先したいか。を明確にする事は、矯正治療で後悔しない為の最大のカギとなります。矯正治療は、見た目も機能も大きく変わる一生ものです。でも目的が曖昧だと、想像と違った。。などと治療後に後悔するケースが多いです。
クリニック側も、あなたのゴールを理解していなければ「満足できる計画」は立てられません。自身で目的の明確化をしていきましょう!
後悔しないためのポイント
【治療中編】

20時間以上の装着を守るコツ
食事・間食のたびに外す時間が意外と長くなるので、食事は合計2時間以内におさめましょう。また食べ終えてダラダラすると、装着を忘れがちになるので、食後は歯磨き→即再装着を習慣にしましょう。
タイマーアプリで「見える化」する事もオススメです。専用アプリで装着時間を記録することで、「つけ忘れ」を防止する事ができます。
違和感や痛みのコントロール法
新しいマウスピースは6〜12時間後に痛みが出始めることが多いので、痛みが出る早めのタイミングで痛み止めを飲むと良いでしょう。2〜3日目までは、おかゆ、うどん、スープなど柔らかめの食事を心掛ける事も大事です。
痛いから外す!と考える方もいるかもしれませんが、それはやめましょう。歯が動きにくくなり、装着再開時にもっと痛く感じることも。。 外すと痛みがぶり返すので、痛みが出ても、つけっぱなしが正解です。痛みは3日以内に落ち着くのが一般的ですが、逆に数日後に痛みがひどくなる場合は、装着ミスや不具合の可能性があるので、早めに医院にいきましょう。
中断したくなったときの対処法
矯正治療中に「もうやめたい…」「つらい…」と感じることは誰にでも起こり得ることです。中断したくなる理由は人それぞれ。まずは原因をハッキリさせることが大切です。痛みがつらいと感じたら、鎮痛剤と医院で調整を依頼しましょう。中断したくなったら、我慢よりも相談して下さい。
気持ちが落ちている時は、before写真と今の写真を見比べましょう。「ここまで頑張ったんだ」という気持ちが自信に変わります。時間が取れない。。となった時も、一旦ステップを緩める、治療計画を調整する選択肢もあるので、まずは相談してみて下さい。数ヶ月後、辞めずによかった!と感じる未来が必ずあると思って乗り切りましょう!
後悔しないためのポイント
【クリニック選び編】

矯正専門医or臨床指導医が
在籍しているか
矯正専門医は、難症例や骨格的な問題も安心して任せられるのに対して、臨床指導医は日本矯正歯科学会の中でも最上位の資格になります。
矯正専門医・指導医がいるクリニックのメリットは、難しい症例にも対応できる。無理な治療はしない。治療後の安定性が高い。などといい事ばかりです。「安さ・近さ」よりも、誰が診るかを重視することが、後悔しない最大のポイントです。
治療後の保証制度があるか
インビザライン治療後の保証制度については、患者さんの安心材料として非常に重要です。
一般的な保証内容としては、後戻りが起きた時に再スキャン、再アライナー作成を無償、又は割引で提供(期限付き)するなどがあります。保証制度がしっかりしているクリニックは、何故保証制度があるか。まで丁寧に説明してくれ、契約前に保証内容をしっかり説明してくれます。治療後のサポート体制も含めてクリニックを選ぶことが大切です。
アフターケアや
保定期間の対応は明確か
矯正で動かした歯は、そのまま放っておくと必ず元に戻ろうとします。そのため、矯正治療後はリテーナー(保定装置)をしっかり使うことが必須です。
保定装置は最低2年は必要になってくるので、その期間の間で、リテーナーの破損、紛失した場合は、再製作の保証制度があるか。後戻りが起きた時は、再矯正に対応してくれるか。などと、どれだけ丁寧に対応してくれるか明確にしておきましょう。
追加費用が発生する条件は?
追加費用が発生しやすい条件は、自己管理、事前確認が重要になってきます。装着時間が守れなかったり、装置を自己判断で中断、破損してしまった時は再スキャン再製作が必要になり、追加で費用が発生してしまう可能性があります。
後悔しにくい人の共通点とは?

インビザラインで後悔しにくい人たちの共通点は、単に「性格が几帳面」なこと以上に、意識の持ち治療への向き合い方に共通する姿勢があります。
目標が明確でモチベーションが高い
どこを治したいか、どうなったら満足かを自分で理解しています。見た目、噛み合わせなど目的にブレがない為、ゴールまでモチベーション高くい続ける事が可能です。
装着習慣が生活に馴染んでいる
食後はすぐ再装着、交換日もきちんと守るなど、インビザライン装着が習慣化していると、治療がスムーズに進み後悔なく終われることができます。習慣化している人ほど、ストレスもあまりありません。
医師と良好なコミュニケーションが
取れている
疑問、不安などはすぐ相談できることで、トラブルが起きた時も、安心して継続する事ができます。信頼関係が築けてると、シミュレーション確認を、治療ゴールまでクリニックと共有でき、円滑に進みます。
事前に「限界」も理解して納得している
なんでも治ると思い込まない事が、満足への近道になります。インビザラインはとても優れた治療法ですが、万能ではありません。あらかじめ「できること」と「できないこと」を理解しておくと、結果に対して納得感があります。
まとめ|
後悔せず満足度の高い
インビザライン治療のために

満足できる治療は「準備」「理解」「継続」で決まります。きれいな歯並びは、医師まかせでは手に入りません。
「自分に合った方法を選ぶこと」「毎日コツコツ続けること」「正しい知識をもって臨むこと」この3つが揃った人ほど、インビザラインで後悔せず、美しい笑顔と自信を手に入れることができるのです!
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