歯並び・八重歯・口元が気になる
「歯並びが気になる」「前歯のガタツキ」「八重歯が当たって口内炎ができる」というお悩みでご来院されました。
「歯並びが気になる」「前歯のガタツキ」「八重歯が当たって口内炎ができる」というお悩みでご来院されました。
八重歯と上顎前歯・下顎前歯の重度の叢生、口元の突出が認められました。側方運動時には臼歯の干渉も見られました。
診断としては、八重歯・叢生(重度)、口ゴボ、犬歯関係・臼歯関係はclass Ⅱに分類され、側方干渉がありました。
このまま放置すると、食片圧入、歯周病、虫歯、咬耗などのリスクが考えられます。
上下の奥側にある小臼歯(4番)を左右2本ずつ、計4本抜歯し、前歯を後ろに引き込めるスペースを確保することにしました。上と下の前歯は、抜いた部分のスペースを使いながら、できるだけ同時に後方へ動かす計画です。歯が大きくガタついている抜歯症例では、前歯をまとめて整えながら後方へ動かすことで、治療期間を短くできると判断しました。最初にお渡しするマウスピース(アライナー)は33枚です。
ワイヤー矯正も選択肢としてご提案しましたが、治療中のトラブルが少ないこと、比較的短い期間で進められること、歯磨きがしやすいこと、目立ちにくいことなどを理由に、患者様はマウスピース型の矯正(インビザライン)を希望されました。
お悩みやご希望をお伺いし、今後の検査・治療の進め方についてご説明しました。
治療計画立案のため、必要な精密検査を行いました。
検査結果をもとに、抜歯を含む治療方針とインビザラインによる進め方についてご説明し、治療計画を確定しました。
矯正開始に先立ち、虫歯治療・歯周病治療・智歯抜歯など、必要な初期治療を行いました。
インビザラインによるマウスピース矯正を開始しました。ゴム掛けも併用しています。
約2ヶ月に1回程度のペースで来院いただき、歯の移動状況を確認しました。
治療の進行に応じて再評価と追加検査を行い、今後のステップを確認しました。
必要に応じて追加のアライナーによる矯正治療を行いました。
目標の歯列に近づいた段階で再評価を行い、保定装置(リテーナー)の型取りを行いました。
矯正治療終了後、後戻りを防ぐため保定装置を装着していただいています。












治療前後の写真では、上下の正中が一致し、良好なスマイルラインが得られています。犬歯関係はⅠ級、良好な噛み合わせ、U字型の歯列弓、臼歯離開咬合となりました。
リテーナーは、最初の半年は1日20時間の装着をお願いしています。半年以降は就寝時のみの装着とし、リテーナー期間は2年間、3ヶ月ごとに経過観察を行います。
口元が出っていて、前歯のガタつきが強い状態だったため、上下の小臼歯(4番)を抜歯し、奥歯を前に寄せず、前歯を後ろに引き込む治療を行いました。
ガタつきが多い症例では、1本ずつ順に動かすのではなく、前歯をまとめて動かすことで治療期間を短くでき、ワイヤー矯正と比べて早く治療を終えることができました。
CTで骨の状態を確認しながら治療計画を立てているため、矯正で起こりうる歯ぐきの後退(歯肉退縮)や、歯の根が短くなる現象(歯根吸収)などを起こさずに進められました。
噛み合わせを整える際は0.1ミリ単位で歯の位置を調整し、犬歯・奥歯のかみ合わせを理想的な状態(Ⅰ級)に整え、奥歯が強く当たりすぎない噛み合わせ(臼歯離解咬合)としました。


奥歯への負担を抑えた噛み合わせにすることで、将来の歯周病や歯の根の破折のリスクを減らし、長く安定して使える状態を目指したと考えています。
口元が綺麗に整って嬉しいとのお声をいただきました。ずっと八重歯や前歯のがたつき、口元の突出感がコンプレックスでしたが、治療が進むにつれ少しずつ整っていくのが嬉しかったとのことです。
| 治療時期 | 2024年2月 |
|---|---|
| 患者情報 | 30代・女性 |
| 主訴 | 歯並びが気になる、前歯のガタツキ、八重歯が当たって口内炎ができる |
| 治療期間 | 1年11ヶ月(2ヶ月に1回程度の通院) |
| 治療費 | 935,000円(税込) |
| 治療内容 | インビザライン、抜歯(上下顎両側4番)、ゴム掛け |
| 治療のリスク | 三角空隙(ブラックトライアングル)、装着時間不足による計画遅延 |